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9月5日から1泊でシンガポールへ出張してきた。 意識して時間を作ったので、時間に余裕があった為、セントーサ島へ初めて行ってみた。(連れていってもらった。) 過去のパスポートも含め確認をしたら、シンガポールへは 日本よりの出張を含めて 今回が25回目だったが、セントーサ島へは今回が初めてだ。 ほんの1時間くらいだったが・・・ とりあえず マーライオンタワー。(外から眺めた。。。) 頭の上に何かアンテナ(拡大してみました)があるんですが、これなんなのかなぁ?避雷針かなぁ?TVのアンテナ? 夕方、シンガポールで開催されている U-17アジア選手権を観に行った。先日のブログに書いた彼を見るために。。。。。 場所は Jalan Besar Stadium あのW杯予選のシンガポール対日本が開催されたスタジアムだ。シンガポールのいわば下町に位置する。ピッチは人工芝。 結果は?このスタジアムで相手がシンガポールだと日本にとっては鬼門なのか? 前の試合で、ネパールが相手とはいえ、6点を挙げた彼らが、攻められない。。。 私がスタジアムに到着したときは既に前半15分が経過していたところだった。 彼をピッチ上に探したが、出場していなかった。しばらくするとビブスをつけた彼がサイドライン上でアップを始めた。あのJリーグ監督(マリノス)の息子さんも一緒だ。 スタジアムはサッカー専用のうえ、小さいので、スタンドとピッチとのキョリは無い。そこに彼が見える。小学生の頃の面影は残っている。そのまま、大きくなった感じだ。 結局、攻めきれずに前半終了。0-0・・・・・・この世代にも代表と同じ持病があるのか?それにしても、シンガポールのホームにしては、スタジアムの雰囲気が和やかだ。日本サイドにも当然たくさんのシンガポーリアンがいる。まさに呉越同舟。。。 スタジアム内は禁煙の為、ハーフタイムに外で一服。一緒に行った方と紫煙とともに雑談した後、スタンドに戻る。まだ、後半は開始されていない、サブのメンバーがピッチで練習中。そこに彼の姿が見えない。 「ん? 後半開始から出てくるか?」密かに期待した。 ピッチに選手が登場。やはり10人しかいない。そして、選手交代。 背番号「10」に身を包んだ彼が出てきた。後半開始。中盤の真ん中でプレー。 開始早々、右からのセンタリングを頭で合わせるがバーを越える。 シンガポール選手、今日2枚目のカードで退場! 10人になる。 この辺りから、アウェーの雰囲気が漂い始める。 中盤から、左サイドの選手を走らせる厳しいパスを何本か見せる。ただ、決定機は作れない。見ているこちらは、時間の経過にいらいらする。。。 徹底的なカウンター戦術に出るシンガポール。日本は相変わらず攻めきれない。 シンガポールは 4バック+4ボランチみたいな戦い方。一人のFWだけを残して、全員が守備。そして、ボールを奪うと前方に大きくフィードそれをFWが拾ってゴールへ向かうという戦術を徹底していた。サイド攻撃などほとんど無い。 上階から「ニッポンコール」が響き渡る。それに呼応して、反対側のサイドから「Singaporeコール」。でもまだ和やかな雰囲気。 そして、後半36分。シンガポールゴール前で日本選手との接触によりDFが倒れているのに、審判は試合を止めない。気づいていないのか?選手が倒れているから日本のFWはどこにいてもオフサイドにならない。KAKITANI君がゴール。日本が先制。 不可解な先制点。主審が見えていなければ、ラインズマンがアピールしてあげなきゃ。。。。 試合が止まっていない以上、プレーし続けねければならないけれど。。。 まぁ、とりあえず1点。このラッキーかつ不可解な判定でスタンドに火が付いた。この後は、完全なアウェーになった。 シンガポールは相変わらずカウンターでチャンスを作る。日本は1点を守る姿勢。。いやな雰囲気が漂う。シンガポールのセンターバック2人が意外に良い。 そして、終了前残り5分。ゴール前で与えたフリーキック後の混戦で ペナルティエリア内でイエローカードを日本がもらう。自分の席と反対側で起こっていた事なので、何がおきたのか判らない。これまた不可解。そしてPK。。。。。 決まった。同点!コーナで喜ぶ シンガポールの選手達!そして盛り上がるスタンド。 日本はDFを二人上げ、パワープレイに出るが、点は取れず。ホイッスル・・・・ まさかの同点。。。試合終了。 整列し、挨拶の後、悔しさが溢れたのか、彼が泣いている。(ように見えた・・汗拭いてただけかも)子供の頃、大会で負けたときと同じだった。 彼のプレーは?この日の彼の出来が良かったのかどうか?私はただのサッカー好きオヤジで、サッカー評論家ではないし、常に彼のプレーを見続けているわけではないのでコメントをする立場には無い。 ただ、1点を得る前の、アウトプレーになった時に走ってボールを拾いに行きプレーを早く再開させようとする彼の姿勢は 素晴らしかった。声も出ていた。今後の彼に期待する。がんばれ! 今日は、韓国との試合があるはずである。残念ながら、今日はペナンにいる。結果はわからない。きっと勝ってくれたと思っている。リーグを勝ち抜けたら、もう一度くらい シンガポールへ行ってみたいものだ。 帰り際、スタジアムで応援に見えていたご両親にご挨拶をした。 「ありがとうございましたっ!」 私にお礼を述べるお父さん。ご自身もJリーグ創設期にはサッカー選手であったお父さんの声に悔しさがにじみ出ていた。
by goldratt_com
| 2006-09-07 23:36
| サッカー
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